【水口学長のESG通信】インパクトと受託者責任
2021年7月、PRI、UNEP FI、Generation Foundationの委託を受けたフレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンガーが『インパクトの法的枠組み』と題したレポートを公表しました。機関投資家が社会的・環境的インパクトを追求して行動することは、受託者責任上、どの程度求められ、またどの程度許されているのかについて、主要10カ国と欧州連合(EU)の法規制を調査したものです。このレポートによって、すでに始まっているインパクト重視の流れがさらに加速されるものと思われます。