小魚がプラスチックごみを食べる理由

 近年、プラスチックごみやマイクロプラスチック(5㎜以下の微細なプラスチック)が海洋生物の生態系に与える影響が問題になっている。2016年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)では、世界のプラスチックの生産量は1964年の1,500万tから、2014年には3億1,100万tと50年間で20倍以上に急増し、今後20年間でさらに倍増するという試算が報告された。

【水口教授のヨーロッパ通信】AIとESG評価

 欧州系のESG運用機関であるアラベスクがAIを使ったESG評価データの提供を始めました。機械学習とビッグデータを使ってAIが自動的にESG評価をする仕組みです。その特徴は、各企業のESG評価のスコアが日々変動することと、評価対象となった約4,000社の評価スコアが、3ヶ月遅れでウェブ上に掲載されることです。まるで株価ボードのようにESG評価の数値が日々変動する様子はインパクトがありますが、長期投資を前提とするはずのESG投資において日々変動するESG評価とは何を意味するのか、考えさせられます。AIによるESG評価が何をもたらすのか、考えてみたいと思います。

【水口教授のヨーロッパ通信】ロンドン証券取引所のESGレポーティングガイダンスが意味すること

 2017年2月、世界の主要取引所の一角であるロンドン証券取引所がESGレポーティングガイダンスを公表しました。その中では、8つの優先事項と題してESGレポーティングに関する8項目の解説がなされています。英国では戦略報告書によってESG情報の開示が義務化されていますし、GRIやIIRCなど、国際的なガイドラインやフレームワークも数多くあります。その中でロンドン証券取引所があえてガイダンスを公表した意味とは何でしょうか。ガイダンスの内容を読みながら考えてみたいと思います。

【イギリス】アクチュアリー会、気候変動が年金基金にもたらすインパクト分析のため研究会発足

【イギリス】アクチュアリー会、気候変動が年金基金にもたらすインパクト分析のため研究会発足
英国アクチュアリー会(IFoA)は4月13日、気候変動下での年金基金のあり方に関する研究プロジェクトを、同会のアクチュアリー・リサーチ・センターを通じて実施していくことを発表しました。外部機関や関係者を招集し提言をまとめます。(QUICK ESG研究所)

【イギリス】庶民院委員会、コーポレート・ガバナンス報告書を発表。改革案を列挙

【イギリス】庶民院委員会、コーポレート・ガバナンス報告書を発表。改革案を列挙
英国庶民院のビジネス・エネルギー・産業戦略委員会は4月5日、3回目となる2016年-2017年のコーポレート・ガバナンス報告書を発表しました。報告書では、英国のコーポレート・ガバナンスの進展に向けて実施すべき改革案として42項目が列挙されています。(QUICK ESG研究所)

【スイス】スイス証券取引所、コーポレートガバナンス重視の新インデックス「ESCGIT」公表開始

スイス証券取引所(SIX)は1月30日、コーポレートガバナンスを重視する新たなインデックス「エートス・スイス・コーポレートガバナンス(ESCGIT)」の公表を開始しました。同インデックスは、スイスの年金基金218機関が加盟する財団「エートス基金」が提唱するコーポレートガバナンス原則を用い、優れた企業のみで構成されています。(QUICK ESG研究所)

【フランス】BNPパリバ、ヨーロッパ難民支援分野に追加で300万ユーロを提供

銀行世界大手BNPパリバは1月26日、2015年よりヨーロッパの難民支援活動への資金提供を拡大し、2017年と2018年の2年間で追加で300万ユーロ(約3.7億円)を提供することを決めました。これにより、同社の2015年からの累積提供額は800万ユーロ以上(約10億円)となります。(QUICK ESG研究所)