【RI特約記事】Climate Action 100+は真の変化をもたらすことができるのか?

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本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。
 

 ハーバード大学の気候科学者ジェームズ・アンダーソン(James Anderson)氏の説によると、地球を救うための時間はあと5年しか残されていないことになる。受賞歴のある同氏は2018年1月、「北極圏の永久凍土が2022年以降も残っている確率は事実上ゼロになるだろう」と警告した

プラスチック汚染課題への機関投資家の関心の高まり-PRIのイベント要約-

 プラスチックによる深刻な海洋汚染が懸念されている。ゴミとして海に流れ込むプラスチックは年間800万トン(トラック1台分の積み荷に相当するプラスチックごみを、毎分、海に投棄したときと同等の量)を超え、2050年までに海洋中に存在するプラスチックごみの総重量は、海に生息する魚の総重量を超えると予想される[1]。

 国連「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲット14.1では、「2025年までに

【RI特約記事】ラギー氏、人権問題に関する投資家の知識不足と関心の薄さを指摘

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本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。

 人権問題の権威として知られ、国連事務総長特別代表を務めるジョン・ラギー教授は、「投資家は人権に関する専門知識をほとんど持っておらず、関心もあまりない」と指摘する。同氏がハーバード大学ケネディスクールで新たに発表した共同論文※では、「環境・社会・ガバナンス(ESG)投資のうち『飛び抜けて弱い

【RI特約記事】投資家グループがFTSE100指数採用の6社に英国現代奴隷法の遵守を要求

運用資産総額8,170億ポンド(約120兆円)におよぶ投資家グループが、FTSE100指数に採用されている企業のうち英国現代奴隷法の不遵守の疑いがある6社に対し、懸念を表明するレターを送付した。

CHRBが2018年プログレス・レポートを公表

 企業の人権に関する取り組みを評価する国際的なイニシアチブCHRB(Corporate Human Rights Benchmark)は、パイロット版ベンチマーク発表から1年が経過した2018年4月、同イニシアチブが掲げる5つの目標に対する進捗を報告する2018年のプログレス・レポートを公表した。

 CHRBは、2017年3月のパイロット版ベンチマークで

【RI特約記事】ウォーター・コンソーシアムが、水インフラ事業を使途としたグリーンボンド発行基準を公表

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本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。
 

 水のサステナビリティの実現に取り組む国際団体The Water Consortium(以下、ウォーター・コンソーシアム)は、2018年5月、「水インフラ事業を使途としたグリーンボンド発行基準(The Water Infrastructure Criteria Climate Bonds

【水口教授のESG通信】サステナブル金融とは何か - 欧州委員会アクションプランの意味すること

欧州委員会は、2018年3月8日にサステナブル金融に関するアクションプランを公表しました。これは、1月に公表された「サステナブル金融に関するハイレベル専門家グループ(HLEG)」の提言を受けたものです。その内容は多岐にわたりますが、大きく分けると、再エネ事業などのサステナビリティ活動へと民間の資金を振り向けることと、金融・資本市場全体のサステナビリティ化を促進することの2つの側面があることがわかります。このアクションプランは、これまで民間の自主的取り組みとして進展してきたESG投資への動きをさらに加速するものになりそうです。その概要を紹介します。

【RI特約記事】債券スポットライトー「グリーンボンド公約」と「グリーンローン原則」の策定ー

本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。  気候変動イニシアチブ(CBI: The Climate Bonds Initiative)は、低炭素経済への大規模投資を促進する国際NPOである。2018年3月、CBIはロンドンで開催した年次総会で「グリーンボンド公約(The Green Bond Pledge)」の策定を公表した。

【RI特約記事】投資家や銀行が「ブルーファイナンス原則」を支持

本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。 2018年3月7日から9日、メキシコで世界海洋サミット(The Economist World Ocean Summit 2018)が開催された。 8日には、欧州委員会、WWF、英国プリンス・オブ・ウェールズ慈善財団が設立した国際持続可能性ユニット(International Sustainability Unit)と欧州投資銀行(EIB: European Investment Bank)の共同で「持続可能なブルーエコノミーファイナンス原則(Sustainable Blue Economy Finance Principles)(以下、ブルーファイナンス原則)」が制定され、投資家からの支持を集めた。

【水口教授のESG通信】サステナブル金融への挑戦 - EUハイレベル専門家グループの提言

2018年1月31日、EUの「サステナブル金融に関するハイレベル専門家グループ」が最終報告を公表しました。その中では、サステナブル金融に関する機関投資家の義務を明確にすること、個人投資家への浸透を図ることなど、欧州委員会に対して相当踏み込んだ提言をしています。しかも欧州委員会はこの提言を基にアクションプランを策定し、政策に反映すると言われます。EUのサステナブル金融への取り組みは今後どう進むのか、提言の概要を紹介します。