【RI特約記事】オランダの年金大手ABPが責任ある税の原則を策定 PRIも推進するガバナンス分野の潮流

本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。
オランダの年金基金であるABP(運用資産総額 4,580 億ユーロ)が、税務責任に関する10の原則(principles on tax responsibility)を公表した。
【RI特約記事】スウェーデンの公的年金基金がEU気候ベンチマークに準じて250社から投資撤退 気候ベンチマークに関する新EU規則の施行に伴う動き
【ESG投資実態調査2020】注目高まる「S」のテーマ、投資家の課題は?
ESG(環境・社会・企業統治)投資家の間で「S(社会)」に関するテーマへの注目度が高まっている。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、「E(環境)」のみならず、働き方や報酬、サプライチェーン(供給網)上の労働環境や人権リスクといったS課題を評価・分析する必要性が高まっているためだ。今後もESG投資が拡大する見通しのなか、国内機関投資家は体制の充実・拡充を図る動きを進めている。
■国
【ESG投資実態調査2020】投資手法は「ESGインテグレーション」が最多で88%
QUICK ESG研究所は、日本に拠点を置く投資家のESG(環境・社会・企業統治)投資の実態を明らかにすることを目的に「ESG投資実態調査2020」を実施した。今回が2回目の調査。日本版スチュワードシップ・コード受け入れを表明した機関投資家(156社)を対象に調査し、54社から回答を得た。調査期間は7月28~9月2日。
現在実施しているESG投資手法では「ESGインテグレーション」88
【RI特約記事】パッシブ運用は投資家としての責任遂行に消極的であることを意味しない:FTSEの新しいTPI Climate Transition インデックスは実り多いスタートに

本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。
FTSE Russellは今年1月、Transition Pathway Initiative(TPI)および英国国教会年金理事会(CEPB)とのパートナーシップのもと、新しい気候変動インデックスであるFTSE TPI Climate Transitionインデックスシリーズを発表した
【RI特約記事】 NBIM、投資リターンはベンチマークを1.3%アンダーパフォームするも、倫理的規範に基づくエクスクルージョンの正当性を強調:最新報告書でアンダーパフォーマンスの詳細を明らかにし、過去20年の「消極的なオーナーから積極的なオーナー」への進化を説明

本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。
ノルウェー政府年金基金(GPFG)を運用するNBIM(Norges Bank Investment Management)は、過去13年間の投資リターンが、倫理的規範に基づくエクスクルージョンの結果、ベンチマーク比較で「累計で」1.3%アンダーパフォームしたと明らかにした。
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【RI特約記事】バンクトラックが赤道原則の履行状況を調査 高リスクプロジェクトの多くで不履行が明らかに 赤道原則協会に署名機関の監視強化を要求

本稿は、レスポンシブル・インベスターの掲載記事をQUICK ESG研究所が翻訳、編集したものです。
オランダの国際環境NGOバンクトラックは、最新の報告書「Trust us, we’re Equator Banks」において、赤道原則(=大規模なプロジェクトファイナンス等において、自然環境や社会的リスクに配慮していることを評価・確認するための金融機関のガイドライン