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 2017年10月24日(火)、「CDP 2017 気候変動・水・森林コモディティ日本報告会」が、東京青山の国連大学「ウ・タント国際会議場」で始まった。毎年世界中の主要都市で同時期に開催されるこの報告会では、CDP結果報告や今年の傾向などが発表される。年々参加者が増加しており、今年は同会議場の2階席まで埋まり、立ち見の人々も多い。

 CDPジャパンチェアマン 末吉竹二郎氏の開会挨拶に続き、国連大学サステナビリティ高等研究所 所長 竹本和彦氏、CDPジャパンディレクター 森澤充世氏が登壇した。森澤氏はこの報告会を、CDPに開示することはどのような意味があるのか、企業、投資家、関係省庁が集まり考える場所にしたいと述べた。また、京都議定書の策定に携わった環境省 事務次官 森本英香氏も登壇し、日本の状況や政策を説明した。さらに、CDPエグゼクティブチェアマン ポール・ディッキンソンが世界の最新事情を語った。

 この後のプログラムで注目されるのは、2017年の優秀企業(Aリスト企業)の公表と、それら企業の役員クラスによるスピーチだろう。Aリスト企業は、本日午前8時に解禁となった。

 速報として以下に世界のAリスト企業数と、そのうち日本企業名を掲載する。


<気候変動> 112社(日本企業 13社)

住友林業、ソニー、トヨタ自動車、キリンホールディングス、MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス、
SOMPOホールディングス、川崎汽船、小松製作所、ナブテスコ、三菱電機、コニカミノルタ、富士通、リコー


<水> 73社(日本企業 12社)

ソニー、トヨタ自動車、日産自動車、ブリヂストン、キリンホールディングス、サントリー食品インターナショナル、
クボタ、小松製作所、三菱電機、富士通、富士フイルムホールディングス、三菱ケミカルホールディングス


<森林> 6社(日本企業 なし)

※A-の日本企業は4社
住友林業(木材)、積水ハウス(木材)、花王(木材、パーム)、大日本印刷(木材)
 

 グローバル企業では、ユニリーバ(英蘭:Unilever)、ロレアル(フランス:L'Oreal)が全てのカテゴリーでAリストに入った。中でもユニリーバは、森林コモディティの対象品目である木材、パーム、畜牛品、大豆の全てでA評価を得ている。

 報告会は本日午後17時過ぎまで続く。残りのセッションのまとめや詳細報告、分析は、今後弊社のレポートとして当ポータルサイトで公表していく予定である。

 

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2017年10月26日 画像の一部を差し替えました。


QUICK ESG研究所 松川恵美、小松奈緒美