RIヨーロッパロゴ

 ロンドンを拠点にESG投資情報を発信するレスポンシブル・インベスター(RI: Responsible Investor)は6月6日と7日の2日間にわたり、「RI ヨーロッパ 2017」を開催した。今回で10回目となった記念すべきイベントには、ESG投資に積極的な機関投資家や評価機関など世界各国から600人を超える関係者が集まり、ESGの最新動向について活発な情報交換が繰り広げられた。

 初日の夕刻には、ESGに関する優秀な運用報告書などを表彰する「RI Awards 2017」がディナー形式で行われた。英国のコメディアン、ケビン・デイ氏が司会を務め、各賞にノミネートされた参加者を中心に約200人が集まった。今回は従来の「RI Reporting Awards」に加え、同イベント10周年を記念し、社会的責任投資やESG投資を世界的に広め、業界に貢献した年金やファンドを表彰する「RI Awards for Innovation & Industry Leadership」も設けられた。

1.「RI Reporting Awards」は、仏のアセットオーナー、英のアセットマネージャーが受賞
 社会的責任投資やESGに関する報告書で優秀だったと評価された年金やファンドに贈られる「RI Reporting Awards」の大型ファンド(アセットオーナー)部門は、フランスのCaisse Des Depots社が受賞。大型ファンド(アセットマネージャー)部門は、イギリスのInsight Investmentが受賞した。

2.「RI Awards for Innovation & Industry Leadership」で、GPIFは大賞を逃すも水野理事兼CIOが優秀個人貢献賞を受賞
 アセットオーナー部門では、米カリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)が大賞を受賞。「ガバナンスとサステナビリティ(持続可能性)に関する5年計画」が高い評価を得た。GPIFは次点となったが、今回のイベントで基調講演をした水野理事兼CIOは、日本勢として初受賞となる優秀個人貢献賞を受賞した。

「RI ヨーロッパ 2017」については、後日、続報する。

RIヨーロッパの画像1RIヨーロッパの画像2RIヨーロッパの画像3

 


QUICK ロンドン支店 荒木 朋

【News】関連記事
ガバナンス強化訴えるGPIF水野氏 RI ヨーロッパ 2017 (2017年6月19日)
トランプ米大統領、パリ協定離脱の損得勘定 RI ヨーロッパ 2017 (2017年6月20日)

※関連記事へのリンクを追加しました(2017年6月29日)