ワーカーズキャピタルとは、労働者が拠出した、または労働者のために拠出された資金のことで、「企業年金」、「公的年金」、「労働組合の独自資金」を指す。

日本労働組合総連合会(連合)は、2010年12月に「ワーカーズキャピタル責任投資ガイドライン」を策定し、ワーカーズキャピタルの所有者として、労働組合の責任と権利を再認識し、責任投資への取り組みを推進した。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)など、公的年金制度の積立金の運用機関に対しても、責任投資を求めた。2015年に、企業年金が責任投資の取り組みを進めるべく、ガイドラインを改訂した。

世界では、25カ国200以上のメンバーからなるthe Global Unions Committee on Workers’ Capital(CWC)が、1999年に設立されている。その設立目的は、ワーカーズキャピタルが持つ役割の重要性を認識し、持続可能で、労働者の人権や労働の権利への悪影響を最小限に抑えるために活用することであり、世界中の労働組合組織を結びつけ、責任ある投資アジェンダをグローバルに推進している。CWCには、連合も加盟している。


2017年7月5日更新