国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)の席上でコフィー・アナン国連事務総長(当時)が提唱し、2000年7月26日にニューヨークの国連本部で正式に発足したイニシアチブ。企業を中心とした様々な団体が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みである。人権の保護、不当な労働の排除、環境への取り組み、腐敗防止の4つの分野で構成される10原則を掲げている。このイニシアチブに賛同する署名企業は、世界約170カ国、12,000社に及ぶ。(2017年6月時点)

発足当時の問題意識として、急速なグローバル化の進展によって顕著になっていた「負」の側面に対し、国家や国際機関だけではグローバルな課題を解決できなくなっていたことがある。

またこの後、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)とUNGCは、金融市場の関与を進めるためPRIを発足させることとなる。UNGCの10原則と、PRIの6原則には共通の理念があると言える。


2017年7月5日更新