ROE(Return On Equity)とは自己資本利益率のこと。企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合。 計算式はROE=当期純利益÷自己資本、またはROE=EPS(一株当たり利益)÷BPS(一株当たり純資産)。 米国では株主構成に機関投資家が増加し、これらの投資家が「投下した資本に対し、企業がどれだけの利潤を上げられるのか」という点を重視したことも背景となって、重視される財務指標となった。

日本でも、伊藤レポートの最終報告により、注目度を増した。そのレポートによれば、「資本コストを上回るROE(自己資本利益率)を、そして資本効率革命を現場の経営指標に落とし込むことで高いモチベーションを引き出し、中長期的にROE 向上を目指す『日本型ROE 経営』が必要。『資本コスト』を上回る企業が価値創造企業であり、その水準は個々に異なるが、グローバルな投資家との対話では、8%を上回るROE を最低ラインとし、より高い水準を目指すべき」としている。


2017年7月5日更新