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フランス政府は、フランス持続可能開発局(CGDD: Le commissariat general au developpement durable)とフランス環境・エネルギー管理庁 (ADEME: Agence de l'Environnement et de la Maitrise de l'Energie)主導のもと、国際的な気候関連開示のアワード「International Awards on Investor Climate-Related Disclosure」を開催する。上記2機関のほか、欧州委員会の金融安定・金融サービス・資本市場同盟総局(DG FISMA)、Eurosif、2℃ Investing Initiativeがパートナーとして名を連ねる。

アワードは以下3つを目的とする。

・気候関連のレポーティングと情報開示について関心を高め、情報開示におけるベストプラクティスとイノベーションを促進すること
・アワード申込者に、現状のレポーティングへのフィードバックを提供すること
・レポーティングの現状を明らかにし、キャパシティ・ビルディングをおこない、専門性を共有し、情報開示における今後の課題を特定すること

参加者は以下5つのカテゴリーに該当する機関。フランス、欧州に限定せず、世界各国からの参加を募る。

・資金の貸し手/民間の銀行
アセットオーナー(ペンションファンド、寄付財団、政府系ファンド、財団、保険会社)
・アセットマネジャー(運用会社)
・開発銀行
・中央銀行

以下、4つの部門と審査員賞の計5種類が授与される。部門別のアワードは、複数の評価基準に基づき評価される。

・全体の戦略、ガバナンス、エンゲージメント活動への気候関連のインテグレーション(評価基準6つ)
・気候リスクの評価とリスクマネジメント(評価基準9つ)
パリ協定の目標への整合性と貢献(評価基準7つ)
・顧客と利益享受者への気候関連のコミュニケーション・プラン(評価基準3つ)
・審査員賞(Jury’s Prize)

 審査員は欧州委員会などの公共機関、PRIなどの投資家連合、SASBやCDPなどのNGOやスタンダード作成団体、ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE)などの学者で構成される。

評価基準は、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の内容を含むが、幅広い情報開示基準を網羅するため、その他の開示基準の要素も盛り込んでいる。

各評価基準のスコアを単純平均した各部門のスコアから、部門ごとの受賞者を選定。部門ごとのベストプラクティスを共有することが目的のため、4つの部門ごとのスコアを合算した総合スコアは算出しない。

評価基準:
https://img1.wsimg.com/blobby/go/f92e83e0-d5c9-4882-8fc5-74adbd3c2c34/downloads/International%20Awards_Criteria%20Guidelines_2019%20.pdf?ver=1562915171260

申し込み期限は2019年7月31日(水)11:59PMまで(CET、日本時間8月1日(木)6:59AMまで)。
申し込みフォーマットはこちら https://climatereportingawards.org/how-to-apply (英語またはフランス語)

スケジュール:
2019年10月中下旬:Webサイトでファイナリスト公表
11月初旬:審査員による審議会
11月28日(夕方):パリでの表彰式開催と受賞者発表

補足資料(2019年7月8日開催のWebinar資料):
https://img1.wsimg.com/blobby/go/f92e83e0-d5c9-4882-8fc5-74adbd3c2c34/downloads/Webinar%20International%20Awards%20Climate-related%20D.pdf?ver=1562915171220

参考サイト:
https://climatereportingawards.org/home


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