森林のイメージ

 2019年4月4日、株式会社QUICK本社にてCDPが主催する「CDPフォレスト質問書2018日本報告会」が開催された。

 報告会では、総合地球環境学研究所プログラム  ディレクター・特任教授の中静透氏による基調講演の他、QUICK ESG研究所 主幹 広瀬が「回答分析結果と投資家の視点」をテーマに講演した。

 パネルディスカッションでは、CDP2018フォレストプログラムでAリストに選定された不二製油株式会社(パーム油)の他、花王株式会社(木材とパーム油でA-評価)、ユニ・チャーム株式会社(木材でA-評価)が登壇した。3社は先駆的な取組みを実践する企業として、森林減少をとりまく課題に取組む背景や、サプライヤーや消費者を含めたステークホルダーとの協働など、具体的な活動内容を紹介した。報告会の最後では、QUICK ESG研究所 特別研究員であり、高崎経済大学経済学部教授の水口剛氏が、「森林破壊は深刻なグローバル課題である。CDPは企業が情報を開示するプラットフォームであるが、同時に企業による気候変動や水、森林課題への取組みの内容を評価するプログラムでもある。CDPを支持する署名機関が増加しているが、企業は、なぜCDPに対する機関投資家からの支持が高まっているのかを理解することが大切である。CDPフォレストプログラムでAリストに選定される日本企業が増えていくことを期待する」と締めくくった。

 報告会にあわせ、日本版としては初めての発行となる「CDP:フォレストレポート2018:日本版」が公開された。QUICK ESG研究所はCDPのレポートパートナーとして、森林減少の現状や日本企業の回答、および森林コモディティ課題に対する国内外の投資家動向について分析したレポートを執筆した。レポートには、日本の機関投資家が森林減少リスクをどのようにとらえ、スチュワードシップ活動を推進しているのか、その具体的な取組み内容を株式会社りそな銀行の松原稔氏にインタビューした内容も掲載している。レポートはこちらからダウンロードできる。

【関連サイト】

CDP:フォレストレポート2018:日本版

CDP:Japan Forest Report 2018(English)

 

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QUICK ESG研究所 CDPチーム